藤井聡太七段、令和初勝利で王将戦1次予選決勝進出

藤井聡太七段、令和初勝利で王将戦1次予選決勝進出

令和初戦で初手を指す藤井聡太七段(左)と北浜健介八段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が9日、関西将棋会館で行われた王将戦1次予選準決勝で、北浜健介八段(43)を下し、同予選決勝へ進んだ。元号が変わってからの初めての対局で令和初白星を挙げた。藤井の19年度の成績は3戦全勝(未放映のテレビ対局を除く)。

藤井が終盤に徐々にリードを広げ、勝ちきった。新時代になっても冷静な指し回しは変わらない。

平成最後、将棋界は羽生善治九段がタイトルを失い、無冠になった。世代交代が進み、「戦国時代」に突入している。16年9月に史上最年少の14歳2カ月でプロ入りした藤井は、デビューから29連勝の快進撃。将棋界の連勝記録を30年ぶりに更新した。

その後も「史上最年少」の一般棋戦優勝、七段昇段など数々の記録を更新してきた。藤井の活躍に刺激を受けた若手棋士も発奮。藤井は令和の中心になろうとしている。さらなる飛躍を期待される16歳が「新時代」のスタートを切った。