ガンダム宇宙(そら)から東京五輪応援、衛星に搭載

ガンダム宇宙(そら)から東京五輪応援、衛星に搭載

「G−SATELLITE宇宙へ」発表会見に出席した左から金井宣茂氏、室伏広治氏、富野由悠季総監督、中須賀真一教授(撮影・近藤由美子)

ガンダムが東京五輪・パラリンピックに宇宙からエールを送る。宇宙から東京2020エール企画第2弾「G−SATELLITE宇宙へ」発表会見が15日、都内で行われた。

東京2020組織委員会と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学がコラボし、現在、東大で「機動戦士ガンダム」のガンダムとシャアザクを搭載した超小型衛星「G−SATELLITE」(10センチ×10センチ×30センチを開発中。関係者によると、ガンダムとシャアザクは144分の1のガンプラより小さいサイズで、材質は宇宙環境に対応する特殊素材となり、特殊塗料を使用する。20年3〜4月に宇宙空間に放出され、五輪期間前から期間中にかけて、地球周回軌道を飛行しながら、五輪やパラリンピックへの応援メッセージを地球に向けて発信する。

2体の足もとには、メッセージを掲載する電光掲示板を搭載。目は五輪カラーの5色に変化する。衛星に搭載されたカメラで、宇宙空間にいるガンダムとシャアザクの映像や写真が送られ、SNSなどで発信される予定。超小型衛星は10センチ×10センチ×30センチ。ガンダムとシャアザク2体は特殊素材で制作される宇宙仕様となり、衛星に収納できるサイズになる見込みだ。

東京五輪2020組織委員会スポーツディレクターの室伏広治氏は「素晴らしい企画。スポーツの祭典に宇宙が加わった。スケール感が大きい東京五輪2020大会になるのでは。ガンダムに応援していただけることは楽しみ」と話した。「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督は「こういう機会に巡り会えて、歴史を感じます」と感慨深げな表情を見せた。

室伏氏は「『ガンダム』を小さいころに見ていた。私の世代の男性なら、みんな好きだと思う」とした上で「シャアが白馬にまたがっている姿を想像すると、シャアには馬術を見に来てもらいたい。アムロにはシャアとの死闘を思い出すので、サーベルのイメージから、フェンシングを見に行ってもらいたい」などと、ユーモアたっぷりにアピールした。