「鬼滅の刃」終了、漫画界に1つの形を示したとの声

「鬼滅の刃」終了、漫画界に1つの形を示したとの声

「鬼滅の刃」第18巻(C)吾峠呼世晴/集英社

漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)氏原作の人気漫画「鬼滅の刃」が、18日発売の漫画誌「週刊少年ジャンプ」で最終回を迎えた。

最終話の第205話が、センターカラーで24ページ掲載され、巻末には吾峠氏が「ありがとうございました! 応援してくださった皆様の幸せを心から願います」とのコメントを寄せた。

「鬼滅の刃」は、2016年2月15日発売の「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートして4年3カ月の間、休載なしで205話、掲載された。大正時代を舞台に、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、家族を殺した鬼と戦うために修業して「鬼殺隊」に入隊し、鬼と化した妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探して戦っていく物語。

直近の物語では、炭治郎と宿敵の鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)との戦いが描かれていたが、最終話では、キャラクターが転生し、子孫が暮らす現代が描かれた。19年4月から9月までアニメが放送され、人気が爆発的に高まった。アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が10月16日に公開の予定。

また、漫画家平野稜二氏が、本編に登場する炎柱・煉獄杏寿郎を主人公に描くスピンオフの短編「煉獄外伝」が今後、「週刊少年ジャンプ」に掲載されることも発表された。同氏はスピンオフ作品「鬼滅の刃 冨岡義勇外伝」を手掛けたこともあり、ツイッターで「炎柱 煉獄杏寿郎の外伝の製作が決定しました!! 大好きな作品にまた関われて本当に嬉しいです。今年劇場映画にも登場する煉獄さんの魅力を更に伝えられるよう全力で頑張ります! よろしくお願い致します」とコメントした。

最終回の最後に、編集部から「長きに渡るご愛読、本当にありがとうございました! 吾峠先生の次回作にご期待ください!」(コメントは全て原文のまま)とのコメントも添えられた。

ツイッター上には

「最終回は、すごい平和だった」

「本当に終了してしまった」

「ロス」

「日常を描く現代編を読んでみたい」

「先生、お疲れさまでした」

などの声が相次いだ。また

「現代にする必要があったのか?」

「実質、前回が最終回だった」

との声もあった。さらに

「人気作を終わらせないことが多い中、人気が絶頂の状態で終わらせるという良い前例を作った」

と、人気絶頂期に連載を終了したことで、漫画業界に1つの考え方、形を示したとの声もあった。