西山女王最終局へ持ち込むか、加藤女流三段と第4局

西山朋佳女王(24)に加藤桃子女流三段(25)が挑戦している、将棋の第13期マイナビ女子オープン5番勝負第4局が18日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。事前に先後は決まっており、先手の西山が先手5六歩と中飛車の意志を示した。後手加藤は後手8四歩と飛車先の歩を突き出し、スタートした。

第3局まで終えて加藤が2勝1敗と、タイトル奪取まであと1勝。今回勝てば、3年ぶり5期目の獲得となる。

その加藤は2014年(平26)にこのタイトルを獲得すると、17年まで4連覇した。小6当時の06年8月、東京・渋谷の「第40回記念東急東横店将棋まつり」で公開対局として行われた「2006白瀧あゆみ杯争奪 U−20女流トーナメント」1回戦で、貞升南2級(級位は当時)を破った。同年創設されたばかりの非公式戦で、推薦出場した。直後にプロ棋士養成機関「奨励会」に6級で入会し、昨年3月に初段で退会している。

防衛を目指す西山は一昨年、加藤から奪取。昨年は女流棋界の第一人者里見香奈女流名人(28)の挑戦を退け防衛した。3連覇を目指して対戦成績をタイに戻し、最終第5局(6月3日、同所)まで持ち込みたい。奨励会にも所属し、今年3月まで行われていた第66回三段リーグでは14勝4敗で次点となった。第33期竜王戦ランキング戦6組でも男性棋士をなぎ倒してベスト4進出と、充実著しい。

このタイトル戦、コロナ禍による緊急事態宣言で長距離移動が禁止となり、軒並み延期が発表されるなか唯一、開催されている。

持ち時間は各3時間。同日夕方には決着の見込み。