通天閣30日から再開「赤字でしょう。進むも地獄」

大阪のシンボル・通天閣(大阪市浪速区)の運営会社「通天閣観光」は20日、新型コロナウイルス感染拡大で休止していた展望台の営業を30日から再開すると発表した。

21日に大阪府に出された政府の緊急事態宣言の解除が見込まれるため、再開を決めた。

同観光の高井隆光社長(45)は「地域の方の『通天閣が開かなかったら、街が復活せえへん!』の声を受けた苦渋の決断です。再開しても営業面では赤字でしょう。進むも地獄。ただ『コロナに負けない』というメッセージを地域に伝えたていきたい」と話した。

換気や消毒を徹底し「3密」対策も実施し、混雑すれば入場を制限する。

通天閣の展望台は、政府の緊急事態宣言を受け、4月9日から臨時休業している。大阪府の吉村洋文知事(44)の要請を受け、解除にする独自基準「大阪モデル」を府民に知らせるため、ライトアップに協力し、11日から点灯している。