DV相談3割増 橋本氏「不安やストレスで深刻化」

DV相談3割増 橋本氏「不安やストレスで深刻化」

橋本聖子五輪相(20年2月撮影)

男女共同参画担当相を兼ねる橋本聖子五輪相(55)は22日、新型コロナウイルス感染拡大で、生活不安やストレスなどからDV増加が懸念される中、全国の配偶者暴力相談センターに寄せられた相談件数が、今年4月は前年比約3割増だったと明かした。

橋本氏は増加要因について「外出自粛や休業等にともなう不安やストレスから、実際にDVが深刻化したということ、報道などにより、DVDの問題などが周知されたこともあると考えている」と見解を述べた。さらに、4月20日から開始した「DV相談+(プラス)」についても言及。約1カ月間で、電話2487件、SNS864件、メール1048件の相談が寄せられたという。さらに、5月1日から始まった外国語相談についても20件寄せられたとした。

橋本氏は「相談内容には『夫の在宅勤務が増え、テレワーク中は家の外に出されてしまう』『経済的に不安になり、イライラした夫に暴力を振るわれている』『子供の前で暴力を振るわれている』といった深刻なものが多くある」と懸念を示した。さらに「DV被害に遭われた方の1人でも多くの相談、支援につながることが大事。被害者支援の充実に取り組んでいきたい」と話した。