3密避けるラーメン店「宅二郎」独自開発の麺に自信

3密避けるラーメン店「宅二郎」独自開発の麺に自信

宅二郎(撮影・佐藤勝亮)

新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛が続く中、東京・池袋に本店を構えるラーメンの宅配、テークアウト専門店「宅二郎」が人気を集めている。店内に飲食スペースはないが「安全に、自宅でおいしいラーメン」を味わえる。責任者の吉岡宏純氏が、新型コロナウイルスの影響を踏まえ「社会貢献がしたい」という考えのもと、4月24日にオープンした。

担当者は「混雑するラーメン店は、どうしても3密になってしまう。入店をためらってしまうお客様のために、吉岡が作れる複数のラーメンの中から、求められている味を考え、開発しました」と話す。「スープと麺は分けて提供していて、40分間伸びない」と、独自開発した麺に自信をみせる。1日100食以上売れ、閉店時間前に、材料切れで店を閉めることも珍しくないという。

3密を避けるため、宅配とテークアウトの曜日を分けている。テークアウト時は「客同士の間隔を空けるよう声掛けをしている」というが、中には昔ながらの「鍋だけを置いていくお客様もいます」と明かす。宅配の方が売り上げが多いという。

ラーメン1杯につき、マスクが1枚ついてくるサービスも人気の秘密だ。当面の間は、豚ラーメン(並盛り880円)のみの提供。今後は「お客様の声を聞き、その時に1番求められている、ラーメンのサービスを提供したい」と話した。【佐藤勝亮】