丸山議員弁明、辞職意向なく自民は「糾弾決議」へ

丸山議員弁明、辞職意向なく自民は「糾弾決議」へ

丸山穂高議員が弁明書を提出

丸山議員弁明、辞職意向なく自民は「糾弾決議」へ

丸山穂高氏(2017年10月26日撮影)

日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員は3日、ビザなし訪問団で訪れた国後島で酒に酔って戦争による北方領土奪還に言及したり、「おっぱいをもみに行きたい」などの下品な発言をしたことが表面化したことを受け、衆院議院運営委員会の高市早苗委員長に弁明書を提出した。

菅原一秀・与党筆頭理事(自民)によると、丸山氏は書面で発言の事実関係を認め、反省や謝罪を示す一方、出処進退については「自ら決めることには行き至っていないようだった。自発的な議員辞職はまったく考えていないような内容だった」ことを明かした。

これまで自民党は、「戦争」発言などについて猛省を求める内容の「けん責決議案」にとどめていたが、より踏み込んだ内容の「糾弾決議案」とすることを決め、立憲民主党など野党側に提示した。4日以降、与野党で対応を協議する。

与党側は、野党提出の「辞職勧告決議案」について、問題発言で提出された前例がないとして、共同提出に加わらなかった。しかし弁明書の文面を踏まえ、菅原氏は「さまざまな事案を考えれば、自ら進退を決すべき時期にきているのではないかと思う」と指摘。与野党が一致して、「糾弾決議案」の提出を目指す意向を示した。野党側と合意できれば、週内にも衆院本会議での議決を目指す。

丸山氏は、議運の事情聴取に応じず、2カ月の休養が必要とする診断書を提出し、「雲隠れ」を続けている。一方、議運は同行者への聴取で、言動に関する事実関係を確認。丸山氏は、3日午後4時までに弁明書を提出するよう、求められていた。【中山知子】