富山で相次ぐペット連れ去り、脇腹切られた猫死骸も

富山で相次ぐペット連れ去り、脇腹切られた猫死骸も

盗まれた3歳のアメリカンカールのモコオくん(被害者提供)

富山県警射水署は13日、他人の飼い猫を盗んだとして、富山市の無職新村健治容疑者(52)を窃盗の疑いで逮捕した。

富山県内では、飼い猫や飼い犬が連れ去られているとの情報が今年に入り、相次いでいた。県内のボランティア団体「しっぽのこころ」の宇多利美代表によると、富山市内の四方漁港と八重津浜周辺の海で、犬の死骸が発見されたという。同じく富山市内にある煙突の近くでは、脇腹を切られた子猫の死骸と、白骨化した猫の死骸が発見されたという。

宇多代表は6月4日、5月19日に飼っていた3歳のアメリカンカールのオス「モコオ」が連れ去られた被害者の男性とともに新村容疑者の自宅を訪問し、猫の連れ去りに関して聞き取りを行った。その際、同容疑者は猫を狙った場所について「四方の漁港」と口にした。さらに猫の死骸を捨てた場所については「道路とか、そういうところだったら、変死体と警察に言われたらヤバいから、海とか川に捨てた」と答えた。

被害者の男性は「まだ富山県内で2、3人、同じようなことをしている人間がいるという情報が入っている。(新村容疑者の車と)別の車種の車がいる」と証言した。その上で「そういう人間は許せない。でも…改心して欲しい気持ちも、もちろんある。人生、それでいいのか? と思う」と、複雑な心情をのぞかせた。【村上幸将】