小池知事「現実考えるチャンス」2000万円報告書

小池知事「現実考えるチャンス」2000万円報告書

会見を行った東京都の小池百合子知事(撮影・近藤由美子)

東京都の小池百合子知事が14日、会見を行い、95歳まで生きるには夫婦で2000万円の蓄えが必要だと試算した金融庁金融審議会の報告書について触れ、「ある種、現実を考えるいいチャンスになったのでは」と話した。

2000万円の数字について「ざっくりした試算のようなものの数字が、一人歩きしたと思う」と推測した。

麻生太郎金融担当相は正式な報告書としては受け取らない意向を示唆。自民党の森山裕国対委員長は「報告書はもうない」と話すなど、異例の展開が続いている。「審議会の方々はご苦労さまだと思うし、(報告書が)なくなってしまうと、審議会メンバーを引き受けてくださる方が今後いるのかなと危惧(きぐ)した」としながらも「むしろ、あらためて生活の基盤どうなっているか、老後どうするか、あらためて考えるいいチャンスになったのではと率直に思う」と、前向きに受け止めていた。