宇都宮健児氏、最後は錦糸町で「地域ごあいさつ」

宇都宮健児氏、最後は錦糸町で「地域ごあいさつ」

都知事選の立候補者22人

任期満了にともなう東京都知事選(7月5日投開票)に立候補し、立憲民主党、日本共産党、社会民主党の野党3党の支援を受ける宇都宮健児氏(73=元日弁連会長)は選挙戦で最後の訴えとなった4日、西葛西からスタートして新小岩、錦糸町で“街頭演説”をおこなった。

3日の東京都の新型コロナウイルス新規感染者が124人と発表されたことを受けて街頭演説という言い方ではなく「地域ごあいさつ」と名称変更した。宇都宮氏の選対は「最後の日なので有権者のみなさまには直接語りかけますが、密になる表現を避けて、柔らかい言い回しにしました」と説明した。

また、最終の街宣地として渋谷駅のハチ公前を予定していたが新型コロナウイルスの感染・拡大を防止するため、急きょ取りやめた。「準備してくれた人には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でも、その力を尽くしてくれたみなさんを感染の危険にさらすわけにはいなかい」と宇都宮氏は悔しさをにじませた。午前0時になるまでインターネットからの最後の訴えをするとした。

江戸川、葛飾、墨田の下町3区でマイクを握った宇都宮氏は「小池知事のコロナ対策は、センセーショナルな言葉を並べるだけで、PCR検査をちゃんとやる気がみられない」などと手ぶりを交えながら小池氏のコロナ対策をバッサリ切り捨て「東京アラートを今こそ発信しないといけない時期じゃないですか。私なら毎日1万件のPCR検査をできるようにする」と都知事になった場合の対策も披露した。

この選挙戦で最後の街宣地となった錦糸町駅前で、コロナ禍の中での戦いを振り返り「2014年にインターネット選挙が解禁になりましたが、私たちの選対はネットに詳しい若い人がたくさんボランティアに入ってくれた。ほかの選対よりもネット戦略は充実していたのではないか。やりきることができました」と、満足そうな表情で話し「次の(都知事)選挙はネットが重要になってくると思いますよ」と言葉を残して錦糸町をあとにした。

6月18日に告示された東京都知事選の立候補者22人は以下の通り(届け出順)。

れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、現職の小池百合子氏(67)、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(35)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、政治団体代表の桜井誠氏(48)、介護職員の込山洋氏(46)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、先物トレーダーの竹本秀之氏(64)、歌手の西本誠氏(33)、会社社長の関口安弘氏(68)、NPO法人代表の押越清悦氏(61)、音楽家の服部修氏(46=NHKから国民を守る党推薦)、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52=N国推薦)、マネジメント業の斉藤健一郎氏(39=N推)、自営業の後藤輝樹氏(37)、作家の沢紫臣氏(44)、イベントプロデューサーの市川浩司氏(58)、フリージャーナリストの石井均氏(55)、薬剤師の長沢育弘氏(34)、元会社員の牛尾和恵氏(33)政治団体代表の平塚正幸氏(38)、元派遣社員の内藤久遠氏(63)。