藤井聡太2冠が4強進出「終盤は自信のない展開が長かった」竜王戦決勝T

藤井聡太2冠が4強進出「終盤は自信のない展開が長かった」竜王戦決勝T

藤井聡太2冠が竜王戦4強入り

藤井聡太2冠が4強進出「終盤は自信のない展開が長かった」竜王戦決勝T

第34期竜王戦決勝トーナメント、対局に臨んだ藤井聡太2冠(日本将棋連盟提供)

将棋の藤井聡太2冠(棋聖・王位=18)が10日、関西将棋会館で行われた第34期竜王戦決勝トーナメント(決勝T)の初戦で山崎隆之八段(40)を94手で下し、初のベスト4に進出した。豊島将之竜王(31)への挑戦者を決める挑戦者決定3番勝負進出まであと1勝とした。決勝T準決勝では久保利明九段と八代弥七段の勝者と対戦する。 戦型は山崎が得意とする相掛かり。序中盤戦はゆっくりしたペースで進んだ。最終盤、激しい攻め合いを制した藤井は「序盤から構想が難しい将棋になった。先手玉の広さをいかされる展開になってしまって、終盤は自信のない展開が長かった気がします」と振り返った。 挑戦者決定3番勝負進出まであと1勝と迫ったことに、「竜王戦ベスト4まで進んだのは初めてだと思うので、次は非常に大きな一局になります。いい状態で臨みたい」と意気込んだ。 6月29、30日に開幕した王位戦7番勝負では、挑戦者の豊島を相手に初防衛戦に臨んでいて、第1局を終えて0勝1敗。25日に始まる叡王戦5番勝負では、豊島へ挑戦することが決まっている。竜王戦でも挑戦権を獲得すれば、例年10月開幕の7番勝負で豊島と対戦。豊島とは最大で「19番勝負」のトリプルマッチが実現する。 最年少で初防衛した棋聖に続き、王位も防衛し、叡王、竜王を獲得すれば年内に最年少4冠が誕生する。【松浦隆司】