藤井聡太2冠に敗れた山崎隆之八段「正しくやれば」66手目への反応悔やむ

藤井聡太2冠に敗れた山崎隆之八段「正しくやれば」66手目への反応悔やむ

第34期竜王戦決勝トーナメント、対局に臨んだ藤井聡太2冠(右)と山崎隆之八段(日本将棋連盟提供)

将棋の最年少2冠、藤井聡太王位・棋聖(18)が豊島将之竜王(30)への挑戦権獲得を目指す、第34期竜王戦決勝トーナメントの山崎隆之八段(40)戦が10日、大阪市の関西将棋会館で行われた。午前10時から始まった対局は、午後10時20分、94手で後手の藤井が勝ち、この棋戦で初めてベスト4に進出した。

敗れた山崎は、「ちょっと苦しいと思っていた。終盤、寄せが鋭い人なら勝ちがあるのかなと。時間を使ったが、私の力では分からなかった」と振り返った。65手目先手2六角の局面で、「あの手が効けばいいんじゃないかと思ったが、金寄り(66手目後手7二金)を軽視していた。決断が遅かったし、時間的にも苦しくなって間違えて逆転されたかなと思った。正しくやれば勝負の形になったが、チャンスを生かし切れなかった」と残念そうだった。