スーパークレイジー君「やれるところまで戦う」棄却決定取り消し求め提訴へ

スーパークレイジー君「やれるところまで戦う」棄却決定取り消し求め提訴へ

クレイジー君が提訴する意向

スーパークレイジー君「やれるところまで戦う」棄却決定取り消し求め提訴へ

当選無効の不服申し立てが棄却されて悩ましい表情を見せる戸田市のスーパークレイジー君議員(右)。左は加藤博太郎弁護士(撮影・鎌田直秀)

1月の埼玉県戸田市議選で初当選したスーパークレイジー君議員(34=本名西本誠)は12日、都内で記者会見し、公職選挙法に定められた当該自治体での3カ月以上の定住条件を満たしていないとして、市選管が決定した当選無効の取り消しを求める不服申し立てが、9日付で県選管から棄却されたことを明かした。

県選管から手渡された裁決書を確認した同議員は「応援してくれている方、投票してくれた方のためにも、やれるところまで戦いたい。3カ月、半年、1年後が大事だと思っているので、町のため、子どもたちのために出来ることを増やしていきたい。期待に10倍、20倍で応えたい」。

今後は、棄却決定の取り消しを求めて、今週中にも東京高裁に提訴する意向だ。

代理人の加藤博太郎弁護士(35)は「無効が覆るように訴えていきたいが、厳しい裁判にはなると思う。スーパークレイジー君議員のように活動的な議員にとって、試金石となる裁判だと思っている。3カ月の居住条件の必要性に関しても合理的に提議していこうと思っています」と見解を述べた。

1月31日投開票の選挙では36人中25番目(定数26)の912票を獲得。だが、市選管に対して「3カ月の居住を満たしていないのでは」の声が届き、本人への聞き取りなどを含めて調査された。

都内から住民票を移したアパートの賃貸契約が本人名義でなかったり、生活を実証する領収書などが少ないことなどを理由として、4月に市選管が当選無効を決定。同議員は県選管に審査不服の申し立てを提出していたが、約3カ月にわたった県の調査で結論に至った。【鎌田直秀】