「御所人形」企画展 さいたま市の岩槻人形博物館で開催

「御所人形」企画展 さいたま市の岩槻人形博物館で開催

岩槻人形博物館(さいたま市)で17日から開催される御所人形の企画展

さいたま市にある「岩槻人形博物館」で、企画展「御所人形〜輝く肌の魅力」が17日から8月29日まで開催される。その内覧会が16日に行われた。同館の所蔵品など計36点が並べられる。

「御所人形」は、白い肌で頭が大きく、ふくよかな三頭身の童子というのが特徴。江戸時代の最も芸術的な人形と、のちに評価された。当時の人々が描いた理想的な子供の姿で、健やかな成長を祈って作られたとされている。科学や医療がそれほど発達していなかったという時代背景もあり、宮中や公家、武家などの上層階級では「吉祥」「子孫繁栄」のシンボルとして、贈答品に用いられた。幕末、皇女和宮が14代将軍の徳川家茂に嫁ぐ際、「御所人形」を持参してきたという。

この企画展は、さいたま市の誕生20周年事業であり、「東京2020公認プログラム」「beyond2020プログラム」にも認証されている。