立民が五輪関係者へのPCR検査問題点を指摘 現役職員から内部告発

立民が五輪関係者へのPCR検査問題点を指摘 現役職員から内部告発

斉木武志氏(2009年8月11日撮影)

立憲民主党は16日、政府へのヒアリングを行い、東京五輪・パラリンピックで選手や関係者に実施しているPCR検査、抗原検査の問題点を指摘する内部告発を基に内閣官房オリ・パラ担当者を追及した。

同党の斉木武志衆院議員が、組織委員会の現役職員から告発を受けたもので、12日付で組織委員会内に通達された文書を手に斉木氏は「未受検者の中から警告対象者が抽出される。拒否をしたり、受け忘れたりする未受検者の全員ではない」と指摘した。そして「いきなり、こんなものが来た。全員検査しなくちゃ、だめなのに何で選別するんだ」という現場からの強い反発や混乱ぶりを説明した。

組織委員会は来日した選手、関係者の細かな検査マニュアルを作成している。選手は毎日検査で、選手と1メートル内の距離で15分以上の複数回接触したスタッフや関係者も原則毎日などと定められている。「人手が足りない、という理由だが、受けていない人ほど危ない。ものすごい大穴が空いている。深刻だ」と追及した斉木氏に対し、内閣官房オリ・パラ担当者は「事案自体を認識していない。初めて聞いた」と回答した。

徹底した検査態勢と感染症対策を安心安全な大会の担保の1つとしてきたが、検査態勢に新たな懸念が、開幕直前に広がってきた。