五輪組織委「極めて遺憾」ウズベキ国籍の男が国立競技場で強制性交疑い逮捕

五輪組織委「極めて遺憾」ウズベキ国籍の男が国立競技場で強制性交疑い逮捕

国立競技場(2021年7月3日撮影)

東京オリンピック(五輪)の聖地オリンピックスタジアムが、23日の開会式を前に事件現場となった。

東京都新宿区の国立競技場内で五輪関係のアルバイト女性に乱暴したとして、警視庁組織犯罪対策2課は18日、強制性交の疑いで、ウズベキスタン国籍の大学生ダヴロンベク・ラフマトゥッラエフ容疑者(30、住所不定)を逮捕した。同容疑者は、場内でプレス向けに食事提供する会社のアルバイトスタッフとして働き、関係者用IDカードを持って入場していた。

逮捕容疑は16日午後9時ごろ、国立競技場の観覧席や通路で、20代の日本人女性に乱暴した疑い。同課によると、同容疑者は「相手は嫌がってなかった。合意の上だった」と容疑を否認しているという。2人はこの日が初対面だった。アルバイト初日だった女性は「観覧席で閉会式のリハーサルを2人で見た後に被害を受けた」と話しているという。17日に女性から被害申告があり、警視庁が捜査していた。同容疑者は14年に入国。現在は愛知県内の私立大学を休学し、都内のホテルから競技場に通っていたとみられる。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、「国立競技場内で起きた強制性交等の容疑で逮捕者が出たことは承知しております。容疑者は、組織委や組織委の契約関係者ではありませんが、大会の一部業務を請けているコントラクターであり、このような東京2020大会への信頼を損なう事案は、極めて遺憾です。逮捕者の所属元に対しては、現下の厳しい状況の中で大会を開催することを踏まえ、職員に高い倫理観をもって真摯(しんし)に職務にあたっていただくよう、強く求めてまいります」とコメントを出した。

東京五輪は21日にソフトボールから競技が開始される。国立競技場では無観客開催が決定しており、開閉会式のほか、陸上競技、女子サッカー決勝が行われる。