「ブワア〜って熱く」“2大会連続”五輪出場の福光花蓮さんが聖火リレー

「ブワア〜って熱く」“2大会連続”五輪出場の福光花蓮さんが聖火リレー

トーチキスに参加した福光花蓮さん(代表撮影)

東京五輪聖火リレーの東京都11日目は19日、荒川区の南千住野球場で行われ、7歳時にホノルルマラソンを女子史上最年少で完走した経験を持つ福光花蓮さん(14)が2大会連続で“五輪出場”を果たした。

「私はリオ五輪の開会式にも参加し、8万人が見ている前で国旗の隣で先導役をやらせてもらった感動が忘れられない。今回の東京五輪も何らかの形で関わりたかった」。公道での開催は中止となったが、トーチキスで聖火をつなぎ「トーチが結構重くて、片手で持つとプルプル震えちゃって大変でした。炎が付いた時はブワア〜って熱くて、これが聖火なんだと思ってうれしかった」と興奮気味に笑った。

小3だった16年リオデジャネイロ五輪では、大会スポンサーでもあるマクドナルドの「オリンピックキッズ」に選出された。約4000通の応募から7人が選抜。マラカナンスタジアムでの開会式で、旗手の隣に並んで競技場内を歩く貴重な経験をした。競泳男子金メダリストの北島康介氏らと一緒に水泳や柔道などの競技も観戦。「水泳の外国人選手が金メダルをとる試合を見ていて、本当にすごいなと思った。泳ぐスピードも速かった」。今回の東京五輪でも、“聖火日本代表”として地元墨田区区間のランナーとして大役を務めた。

現在は中学でバドミントン部に所属。競技の技術や成績はまだまだ向上中だが、大好きな陸上長距離を含めて、将来の五輪出場も夢見ている。東京五輪の注目選手は男子バドミントンで金メダル獲得が期待される桃田賢斗。「動きも速くてダイナミック。応援しています」。ほとんどの会場が無観客開催となったため、生観戦はかなわないが、テレビの前で応援の火を熱く燃やすつもりだ。【鎌田直秀】

◆19日の聖火リレー 東京都11日目も、点火セレモニーのみ行った。義足のパラリンピック陸上日本代表で東京大会は女子100メートルと走り幅跳びで金メダルに挑む中西麻耶、競泳で60年ローマ五輪女子100メートル背泳ぎ銅メダルの竹宇治(旧姓田中)聡子さん、04年アテネ五輪女子バレーボール日本代表の大山加奈さんらアスリートに加え、ビートたけしの兄で明大教授などを歴任する北野大さんも聖火をつないだ。今日20日は中央区で開催。Jリーグ村井満チェアマン、女優の泉ピン子、デザイナーのコシノジュンコさんらが登場する。