仙台駅近くでボランティアによる東日本大震災の語り部 海外メディアも取材

仙台駅近くでボランティアによる東日本大震災の語り部 海外メディアも取材

仙台駅近くで行われている宮城県都市ボランティアの東日本大震災語り部(撮影・鎌田直秀)

新型コロナウイルス感染拡大によって1年延期された東京五輪は21日、いよいよ競技がスタートした。日刊スポーツ社会面では「パンデミック下の祭典」と題し、東京五輪をめぐる話題をお届けします。女子サッカーの中国−ブラジル戦など2試合が行われた宮城スタジアム(宮城県利府町)では、今大会初の有観客開催。感染防止対策をしたうえで、貴重な観戦チケットを手にした観客が57年ぶりの東京五輪を目に焼き付けた。

   ◇   ◇   ◇

仙台駅東口近くでは宮城県都市ボランティアによる東日本大震災の語り部コーナーが設けられた。約20人の被災経験者が自身の経験を伝えるだけでなく、県内被災地10年間の復興を資料や写真で紹介。岩手県陸前高田市で被災し、現在は宮城県在住の菅野智博さん(43)は「私も多くを失った。経験を何らかの形で伝えていかないと天国の人に申し訳ない。地震や大津波だけでなく、台風や洪水でも備えは変わらない。未来の命を救えるかもしれない」。31日までの試合開催日に実施。海外メディアも取材に訪れていた。