パラ開会式演出予定だったサンドロヴィッチ氏「辞めて本当によかった」

パラ開会式演出予定だったサンドロヴィッチ氏「辞めて本当によかった」

ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(19年5月撮影)

東京パラリンピック開会式の演出を務める予定だった劇作家でミュージシャンのケラリーノ・サンドロヴィッチ(58)が、「辞めて本当によかったです」と冗談混じりにツイートした。

22日に解任された東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の制作・演出を事実上のトップとして手掛けている元お笑いコンビ、ラーメンズの小林賢太郎氏(48)が過去にコントで「ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)」をネタにしていたとして、創作におけるブラックジョークをどこまで問題視すべきかの議論がネット上で巻き起こっている。議論の中で、英コメディアングループ「モンティ・パイソン」のエリック・アイドルが披露した2012年ロンドンオリンピックの閉会式での、ブラックジョークまみれのパフォーマンスも話題に上った。

ケラリーノ・サンドロヴィッチは22日、ツイッターで、モンティ・パイソンによるこのパフォーマンスにふれつつ「俺が辞めてなかったら、パラの開会式の指針になっていたのはコレだったから、辞めて本当によかったです」とツイート。冗談混じりに安堵(あんど)を示すとともに、まぼろしとなった自身の演出プランをうかがわせた。

東京五輪・パラリンピック組織委員会は19年12月、ケラリーノが東京パラリンピック開会式の演出を手掛けると発表。ただ、大会が延期され演出チームも解散し、昨年末に退任していた。

なお、米ロサンゼルスに本部を置くユダヤ人の人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターは21日(日本時間22日)に小林に対する抗議声明を発表。その後、東京五輪・パラリンピック組織委員会が小林氏を解任した。