小池知事が臨時記者会見へ モニタリング会議に出席

小池知事が臨時記者会見へ モニタリング会議に出席

モニタリング会議で発言する、東京都の小池百合子知事(撮影・佐藤勝亮)

東京都の小池百合子知事は6日、都庁で専門家らを交えたモニタリング会議に出席した。

「感染状況」を示す4段階の警戒レベルは、最も深刻な「感染が拡大していると思われる」(赤)、「医療提供体制」は、4段階のうち、上から2番目の「体制強化が必要であると思われる」(オレンジ)と、ともに先週の分析の維持を提言した。

出席した、帝京大学医学部付属病院の坂本哲也病院長は、7月28日〜8月3日の間の感染状況について、全年齢層に感染が拡大していることや、全世代の合計で同居する人からの感染が26%と最も多かったと報告した。80代以上では、7月の累計で約3分の2が施設内だという。また、新宿区が最多の陽性者数を占めるが、島しょ部を除いた、都内全域にも、感染が広がっていると指摘した。

医療提供体制は、先週に比べ、検査数が約1・3倍になっているにも関わらず、陽性率が増加していることなどを指摘。7月29〜8月4日までの陽性者2411人のうち、無症状が13・5%を占めているという。さらに、調整の末、入院医療機関が決定したにも関わらず、症状の改善や、患者の希望でキャンセルする事例が1割程度発生しているとも指摘した。重症患者について第1波では、新規陽性者の増加から、約2週間遅れで増加したため、引き続き警戒が必要だとした。

小池氏は、専門家の分析を受け「まさに今こそ、コロナとの戦いに打ち勝つ必要がある」と、改めて、事業者や都民に、感染防止の徹底について呼び掛けた。小池氏は午後5時から、臨時の記者会見を開く。