橋下徹氏、菅首相の政治手法は「プロセスの追い方が問題」個別政策は評価

橋下徹氏、菅首相の政治手法は「プロセスの追い方が問題」個別政策は評価

橋下徹氏(2015年10月撮影)

元大阪市長の橋下徹氏(52)が5日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に生出演し、菅義偉首相が退陣する意向を表明したことに言及した。

「菅さんの政治のやり方として、国民の中で激しい賛否両論の対立がある課題についての決定の仕方が、間違っていたというか問題だったというか、うまくなかったと思うんです」と指摘した。「菅さんは賛否両論の問題でも、自分でボーンと決めてしまって、いろんなところから声が上がる」と政治手法のプロセスの課題を挙げた。

その上で「でも、それを除けば、個別の政策については菅さんの政治決断がなければここまで動かなかったこと、デジタル庁、ワクチンの普及もそうだし、不妊治療の保険適用、福島の汚染処理水の海洋放出、携帯電話の料金値下げ。あんなことは菅さんしかできない。たくさんあるんですけど」と評価した。

さらに「オリンピックとかコロナ禍において賛否両論分かれる問題についてプロセスの追い方が問題だったと思って、残念です」とコメントした。

橋下氏は政治家時代、菅氏、松井一郎大阪市長、安倍前首相の4人で会食するなど、親交を深めてきた。菅首相がマキャベリが国家君主について論じた著作「君主論」を愛読していることに触れ「今回は総裁選を吹っ飛ばして、国会議員の首を全部切って、総選挙に突入して、野党に勝った後に『オレの立場はどうすんだ』ということを自民党に突きつけるぐらいの織田信長的なことをやるのかなと思っていた」と話し、「最後は自民党の仲間のことを思って、総選挙で仲間が落ちるということは避けなければいけない。周りからの圧力もあったのでしょうけど。コメンテーター的な立場から言わせてもらうと、信長的な手法で突き進んでほしかった」とコメントした。