岸田氏「自民党は人材宝庫、最高人選を」共同会見2

岸田氏「自民党は人材宝庫、最高人選を」共同会見2

自民党総裁選共同記者会見でグータッチする左から、岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官、石破茂元幹事長(撮影・中島郁夫)

自民党総裁選(14日投開票)は8日、告示された。党内7派閥中5派閥の支持を取り付けた菅義偉官房長官(71)が国会議員票(394票)の獲得状況で優位に立ち、地方での支持も固めつつあり優勢となる中、石破茂元幹事長(63)岸田文雄政調会長(63)のどちらが2位に食い込むかが、大きな関心を集めている。共同記者会見の主なやりとりは次の通り

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−来年10月の任期満了が迫るなか、どのような条件や環境を整えば解散を判断するか。総理総裁に就任した場合、度々のような人事体制を考えているか。

岸田氏「今の課題は新型コロナウイルスの秋冬のインフルエンザまん延期を前に準備していくことが大事。医療機関にも支援していかなければならない。そこから先は。今はいつとは言えない。解散は野党との戦いではありますが、何といっても解散の意味としては、国民の皆さんの声をエネルギーとして政治を力強くさせる世の中の動き、浮かび上がってきた課題。国民の皆さんからエネルギーを頂かなければならない判断があれば解散もあり得る。人事については国難に立ち向かっている。自民党は人材の宝庫。オール自民党で、ドリームチームを作って、最高のパフォーマンスを発揮する。チームひとりひとりが輝けるリーダーになりたい。適材適所で最高の人選をする」

石破氏「衆議院が無くなるのはどういうことなのか。我々は国民から4年任期頂いている。政治は行政府だけでやる物ではない。立法府の知恵も借りる。任期を務め国民の判断のあおぐ。ポストは国家国民のためにあって、政治家のためにあるのではない。それぞれの分野で有益な人材であることに努力する」。

菅氏「まずは感染状況を最優先。安心のできる日常を、国民は1番に考えていると思っている。コロナの状況がどうなっているかが、解散の判断に関わってくる。人事は適材適所だと考えている。改革意欲がある人が優先。そこに専門的立場の人が優先。国民の期待に応えるというのは、大臣になって何をやるか。そういう意欲がある人だと思う」

−総理になった場合、会見、国会出席の要求にどう対応するか

石破氏「(これまで)手が挙がらなくなるまで質問は受け付け、それはそういうものだと思っている。メディアは国民を代表して聞いているのであって、国民が聞いていることには、可能な限り答えなければいけない。国会対応について、頼むから分かってくれという姿勢を持たなければならない。一方、総理の出席時間が他国に比べて非常に長いことは事実だ」

菅氏「国会出席、世界と比べて圧倒的に、日本の総理大臣は国会に出席する時間が多い。時間がそれだけ取られているので、国会出席というのはやはり大事なところで、限定して行われるべきだ。そうしないと、行政の責任者としての責任を、海外との電話会談とかさまざまな問題がある。私自身調べたら、G7の国でこんなに総理大臣が国会に縛られている国はない。内閣の方針は官房長官が責任もって説明するので、こうしたことをすすめていく」

岸田氏「記者会見、手が挙がらなくなるまで質問に答える、こういった姿勢はもちろん大事。ただ現実問題、総理大臣の日程は物理的な問題で限界があるというのも事実。その日程や、物理的な制限について、余裕をもともと取るように努力をして、できるだけ多くの質問に答えていくような姿勢をしっかり示す。国会への出席、間違いなく、日本の総理、外務大臣の国会の拘束時間は先進国では桁外れの数字。できる限り答弁に努めなければいけないが、バランスというのものがあると思う」