ドコモ口座の不正預金引き出し 被害は1800万円

NTTドコモの丸山誠治副社長は10日、都内の本社で電子マネー決済サービス「ドコモ口座」から不正に預金が引き出された問題で、緊急の記者会見を開いた。10日正午時点までに、被害が確認された銀行は11行で66件で、総額は約1800万円に上ると発表した。ドコモによると1人あたりの被害は最大60万円に上った。「被害者の方々におわび申し上げる」と謝罪し、全額補償をすると強調した。

今回の事件では、第三者が不正に入手した、名前、口座番号、暗証番号、生年月日などで被害者に成り済ましドコモ口座を開設。不正に入手した口座情報とドコモ口座をひも付けして商品等を購入し、現金化したと想定している。

ドコモ口座開設時の本人確認は任意のメールアドレス入力だけで可能だったといい「セキュリティーの対応が不十分でした」と話した。【澤田直人】