小池知事「WINWINに」都民の都内観光助成事業

小池知事「WINWINに」都民の都内観光助成事業

記者会見に臨む、東京都の小池百合子知事(撮影・佐藤勝亮)

東京都の小池百合子知事は9日の会見で、都民の都内観光に対する助成事業「もっと楽しもう!TokyoTokyo」(もっとTokyo)を、24日以降の旅行を対象とすると発表した。予約は23日から開始する。

「もっと−」は、都民の都内における宿泊旅行で1人1泊当たり5000円、日帰り旅行で1人1回あたり2500円が助成される。政府の観光支援事業「Go To キャンペーン」とも併用が可能だが、宿泊旅行の場合、併用できるのは9000円以上の旅行などと設定されており、旅行者の負担が最低で1000円程度となる仕組みだといい、錬金術はなさそうだ。

例えば、宿泊旅行の代金合計が9000円の場合、「Go−」と併用で旅行者支払額は850円になる(「Go−」で3150円、「もっと−」で5000円割引き)。「Go−」と併用できない、6000円の宿泊旅行の場合、旅行者の支払額は1000円(「もっと−」で5000円割引き)で、9000円の宿泊旅行の方が安くなる。宿泊旅行の代金が6000円未満の場合「もっと−」は利用できず「Go−」の割引のみになる。

日帰り旅行は、4500円以上が、「もっと−」と「Go−」の併用は可能だ。3000円未満は「もっと−」は利用できない。

小池氏は感染防止が前提だとした上で「観光産業の早期回復を図る、東京観光への都民ニーズにも応えるために実施する。都内の旅行をもっと楽しんでいただく。東京の魅力を改めて発見していただきたい」と話した。

東京だけが当初、「Go−」から除外されていたこともあり「観光業や、都民のみなさんが、ずっとこの間(自粛で)、ご協力いただいてきた分、楽しんでいただく。それも感染拡大の防止ともに。どちらにとっても、WINWINになるようにすすめていく」と話した。【佐藤勝亮】