ノーベル賞の吉野彰氏「家内は腰抜かすほど驚いた」

ノーベル賞の吉野彰氏「家内は腰抜かすほど驚いた」

吉野彰氏"家内腰抜かすほど"

ノーベル賞の吉野彰氏「家内は腰抜かすほど驚いた」

会見場で祝福される中、花束を抱え満面の笑顔を見せるノーベル化学賞受賞を決めた旭化成名誉フェローの吉野彰氏(撮影・河田真司)

ノーベル化学賞が9日、スウェーデン・ストックホルムで、スウェーデン王立科学アカデミーから発表され、旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)ら3人が受賞した。

吉野氏は携帯電話、パソコンに使用されている「リチウムイオン2次電池」の開発者の1人だ。「先ほど、電話で家内の方に電話いたしました。時間が取れないから『決まったぞ』とだけ伝えました。腰を抜かすほど驚いていました」と笑った。

自身がどのような研究者か? と聞かれると「難しい質問。頭の柔らかさと、真逆のしつこくしつこく諦めないこと。バランスが難しい。大きな壁にぶち当たった時、何とかなるよねという柔らかさが必要」と語った。

ようやくの受賞か? と聞かれると「ノーベル化学賞は裾野が広いので、リチウムイオンのようなデバイス系は順番が遅い。取るタイミングが来たら取りますと言っていた」と笑みを浮かべた。

受賞を知ったタイミングについて聞かれると「発表の30〜1時間前に電話が来ますと言っていたが、ストックホルムの方は僕の携帯は知らない。でもきちんと調べたのか、固定電話の方にかかってきて『コングラチュレーション』と…来たなと思った」と電話がかかってきたことを明かした。【村上幸将】