発症10日のトランプ氏からはうつらない/医師語る

発症10日のトランプ氏からはうつらない/医師語る

支持者を前に手を振るトランプ大統領(AP)

トランプ米大統領は12日、11月の大統領選に向け、新型コロナウイルス感染後、初となる集会を南部フロリダ州サンフォードで開いた。苦戦が伝えられる中、マスクを外し登場すると「力がみなぎっている。キスして回りたいぐらいだ」と“トランプ節”で力強くアピールした。集会での感染拡大の危険性も指摘される中、マスクを着用しない熱烈な支持者も多く駆け付け、会場は熱気に包まれた。

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循環器及び感染症専門の愛知医科大・後藤礼司医師 発症から10日経過したトランプ大統領がマスクをしなくても、他人にはうつらないです。新型コロナウイルスをうつす、うつさないは、発症から5日くらいと言われています。また、伝えられた病状を聞く限りでは、肺炎をおこさず軽症だったので、薬の効果は関係なく、自然に治癒した可能性が高いと考えられます。

PCR検査が治癒確認の基準とはなりません。発症から2〜4週間は、PCR検査で陽性反応が出る可能性があるからです。しかし、感染後のPCR検査で感染させるかどうかは決まらないのです。ウイルスの排せつとPCR検査は合致しません。トランプ氏は今、感染後の偽陽性が出る可能性があるので、再検査はやらないと思います。

1度コロナ感染すれば免疫がつく人が多いです。3カ月は再びコロナ感染する可能性は少なく、トランプ氏はしばらくコロナ感染する可能性が低いです。