吉村知事「きびしい選挙戦に」街頭演説ではヤジも

吉村知事「きびしい選挙戦に」街頭演説ではヤジも

府庁で取材に応じる大阪府の吉村洋文知事(撮影・星名希実)

大阪府の吉村洋文知事(45)が16日、府庁で取材に応じた。

「大阪都構想」の賛否を問う2度目の住民投票(11月1日投開票)が12日に告示され、吉村知事も街頭演説を行った。告示後初の週末を迎えるにあたって、吉村知事は「前回のときはなかなか実績も積み上げてこれなかった部分もあるが、この10年間、トータルで見ればバーチャル大阪都の実績はかなり積んできている。大阪市民のみなさんにも感じ取っていただけてるのではないか」と話した。

街頭演説ではヤジを飛ばされることもあり、質問では反対派の主張も聞くという。「きびしい選挙戦になることは間違いない」とした上で、「その中でできるだけ詳しく説明して理解を得られるように最後まで尽くしていきたい」と語った。

また、共産党系の市民団体が14日に、大阪維新の会のビラに「大阪都構想をつぶすデマが流れている」という言葉とともに、府、市の共同部署、副首都推進局の電話番号が記載されているのは「住民投票の公平中立性から逸脱している」として、市役所の同局を訪れ、維新側に是正を求めるなどの対応を要求。これについて、吉村知事は、副首都推進局には維新のビラを見た人でなくても誰でも問い合わせできるとし「すでに公開してる情報だから、それを載せているだけ。まったく問題ない。行政が答えるわけですから、維新が答えてるわけでも何でもない」とした。

告示後初の日曜日となる18日には、公明党の山口那津男代表が来阪し、維新と合同で街頭演説を行う予定。吉村知事は「心強い。公明党さんの意見も入って、修正して作られた案だと、公明党の支持者にもお伝えできる」と話した。【星名希実】