菅首相とコロナ対策連携で一致「バイデン外交」着々

菅首相「バイデン外交」着々

米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領(77)と菅義偉首相(71)は12日、初めて電話会談した。バイデン氏は沖縄県の尖閣諸島が米国による防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用範囲と明言。コロナ対策や気候変動での連携でも一致した。菅氏は次期大統領と呼び、会談時間は約10分だった。訪米は来年1月20日の就任式以降で調整を進める。

バイデン氏は前日の欧州各国首脳に続き、この日は日本、韓国の文在寅大統領、オーストラリアのモリソン首相と電話会談するなど“バイデン外交”を着々と進めている。また新政権の要、大統領首席補佐官に、腹心のロン・クレイン氏を起用すると発表した。オバマ政権時代にバイデン氏を支え、エボラ出血熱対応も担当した弁護士だ。

一方トランプ大統領(74)は11日、「退役軍人の日」の式典のため首都ワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れた。プライベートを除けば、公の場に姿を現すのは5日のホワイトハウス会見以来初めて。メラニア夫人、ペンス副大統領らと訪問。献花したが、発言はしなかった。ツイッターでは依然、選挙の不正を主張し「ペンシルベニアやミシガンで勝つ」などと投稿し続けている。