藤井4冠が初の10代での到達棋士、93年羽生善治が初/過去の1億円棋士

藤井4冠が初の10代での到達棋士、93年羽生善治が初/過去の1億円棋士

羽生善治九段(2017年撮影)

将棋の藤井聡太3冠(王位・叡王・棋聖=19)が豊島将之竜王(31)に挑戦する、第34期竜王戦7番勝負第4局が12、13の両日、山口県宇部市・ANAクラウンプラザホテル宇部で行われ、後手の藤井が豊島を破り、開幕から4連勝で竜王を奪取した。

これで将棋界にある8つのタイトルのうち、半分の4冠を同時に保持。羽生善治九段(51)の22歳9カ月の最年少4冠の記録を28年ぶりに更新する19歳3カ月で4冠となり、史上初の「10代4冠」が誕生した。

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将棋界初の1億円棋士は、1993年(平5)の羽生善治。1億63万円を記録した。もちろん、獲得賞金と対局料のランキングは1位。最高額は95年の1億6597万円。次いで翌96年の1億6145万円。

羽生は93年から18年まで実に23回も1位となり、このうち、99年7872万円、06年9376万円、07年8132万円、11年9886万円、12年9175万円、16年9150万円、18年7552万円を除いた16回は1億円超えのトップ。97年には1位の座こそ谷川浩司(1億1762億円)に譲ったが、2位でも1億182万円獲得した。

このほか1億円超えは、04年2位の森内俊之の1億833万円(1位は羽生1億1272億円)、13年1位の渡辺明の1億255万円、20年豊島将之の1億645万円。

高額賞金のタイトルを取るだけではなく、複数のタイトルを獲得したり、朝日杯、JT杯といった一般棋戦など、1年を通して優勝に絡むことが1億円突破の要素となる。

10代での1億円棋士は過去、例がない。