藤井聡太新竜王、揮毫は「昇龍」 5冠へ王将挑戦権もあと2勝

藤井聡太新竜王、揮毫は「昇龍」 5冠へ王将挑戦権もあと2勝

最年少4冠達成から一夜明け会見で「昇龍」の色紙を披露する藤井聡太新竜王(撮影・松浦隆司)

将棋界最年少の19歳3カ月で4冠となった藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が14日、竜王奪取から一夜明けて山口県宇部市で記者会見した。藤井は「昇龍」と揮毫(きごう)した色紙を披露し、さらなる飛躍を誓った。

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和装から一転、黒いスーツに黒のスニーカー姿で登場した藤井は「まだまだ実感がないところはあるが、先ほど初めて竜王の肩書で色紙を書いた。今後(竜王獲得を)実感する場面が増えてくるのかなという気がします」と喜びを語った。 花束の贈呈後、「昇龍」と揮毫(きごう)した色紙を披露し、「竜王戦だからということもあるが、竜が空に勢いよく昇っていくということで、自分も上を向いて目指していきたいという意味を込めた」と飛躍を誓った。

対局1日目の夜に念願だった地元名物「宇部ラーメン」を堪能したことも明かした。「特別にご用意していただき、食べる前から豚骨のにおいが漂ってきた。思ったよりも食べやすく、ぺろりといただきました」。年度内に最大5冠の可能性がある。現在、王将戦挑決リーグでは4連勝で、首位を快走。あと2勝で挑戦権を獲得する。来年1〜3月の王将戦7番勝負で4勝すれば、年度内の5冠が決まる。【松浦隆司】