藤井聡太4冠、竜王獲得後最初の一戦 松尾歩八段と対局 順位戦B級1組

藤井聡太4冠、竜王獲得後最初の一戦 松尾歩八段と対局 順位戦B級1組

4冠達成後、最初の対局となった順位戦B級1組の松尾歩八段(右)との対局に臨む藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖)(日本将棋連盟提供)

将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が、16日午前10時から始まった第80期順位戦B級1組リーグ戦で、松尾歩八段(41)と対戦した。13日に竜王を初めて獲得し、4冠として臨む最初の一戦だ。先手後手は事前に決まっており、先手の藤井はいつものようにお茶をひとくち含んでから先手2六歩、後手松尾後手8四歩と、お互いに飛車先の歩を突いてスタートした。

今期の順位戦で藤井は現在6勝1敗。7戦全勝の佐々木勇気七段(27)を追う。初戦で三浦弘行九段に勝ったものの、2回戦で稲葉陽八段に土を付けられた。3回戦からは屋敷伸之九段、久保利明九段、木村一基九段、横山泰明七段、郷田真隆九段と下している。

松尾には過去2戦2勝。2017年(平29)12月の朝日杯で初めて対戦し、この後、同棋戦を制して公式戦史上最年少での初優勝を決めた。今年3月の竜王ランキング戦2組準決勝でも勝ち、5期連続の昇級と決勝トーナメント進出を決め、一気に頂点に駆け上がった。今回は、名人への挑戦権を争うA級に昇級する上位2人の中に入るためにも負けられない。

持ち時間は各6時間。昼食休憩と夕食休憩を挟んで、同日深夜には決着の見込み。