野口さん宇宙船ドッキング成功が商業宇宙旅行を加速

野口さん宇宙船ドッキング成功が商業宇宙旅行を加速

クルードラゴン1号機に搭乗した宇宙飛行士の野口聡一さん(2018年4月23撮影)

野口聡一宇宙飛行士(55)が搭乗する初の民間宇宙船スペースX社の「クルードラゴン1号機」が日本時間の17日午後1時3分ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング成功した。

有人宇宙船で遠隔制御による全自動運転でのドッキング成功は史上初で同3時14分すぎにISSのハッチが開放され、10月から滞在する2人のロシア人宇宙飛行士、1人の米国人宇宙飛行士と合流した。

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クルードラゴン1号機の成功は、商業宇宙旅行を加速させるものだ。

電気自動車「テスラ」を開発した世界的実業家イーロン・マスク氏が2002年に創設したスペースXに対し、世界最大のオンライン小売業アマゾンの創業者ジェフ・べゾス氏は、00年に宇宙ベンチャー「ブルーオリジン」を設立。遠隔操作されるカプセル型の宇宙船「ニューシェパード」(乗客6人)で高度100キロの宇宙空間を飛行し、宇宙空間での試験飛行を成功させた。バージン・ギャラクティック社は、ジェット機に連結した小型宇宙船(乗客6人)を高度100キロに発射して無重力を体験できる。有人飛行テストに成功し、旅行費用は1人25万ドル(約2750万円)と公表している。