進次郎氏、親子二代で温暖化防止決議採択に立ち会う

進次郎氏、親子二代で温暖化防止決議採択に立ち会う

小泉進次郎氏(2020年6月25日撮影)

小泉進次郎環境相は19日、この日の衆院本会議で脱炭素社会の実現に向けた「気候非常事態宣言」の決議が賛成多数で採択されたことを受けて都内で記者会見し、父小泉純一郎元首相と親子二代にわたり、地球温暖化対策に関する決議の採択に立ち会った「縁」に言及した。

「気候変動での(衆院の)決議は2度目。15年前、私の父が総理時代、脱温暖化社会の実現に向けて全力で取り組むとした決議が採択された」と述べた。純一郎氏が首相在任中の05年、「地球温暖化対策推進の強化に関する決議」が採択されており、環境省職員から知らされ「気づかなかった」と明かした。

当時は、温暖化防止をうたった京都議定書に米国が参加せず、現在は気候変動への取り組みに消極的なトランプ政権から、積極的なバイデン新政権に移行する流れの過程にあり、米国の対応にも変化が出始めている。進次郎氏は「この15年で(温暖化政策をめぐる)状況は変わった」とした上で「(以前に)戻ったり、(取り組みを)見送ったりすることがないよう、国際社会が一丸となって進むように、日本としても貢献していきたい。環境先進国・日本の復権を果たしたい」と訴えた。

この日採択された決議は、地球温暖化を要因とする世界的な異常気象や自然災害増加で、世界が「気候危機」の状況に直面しているとした上で、危機克服の第1歩として非常事態を宣言するという内容。