届け、希望の光「笑顔のドレス」で新しい日常発見へ

届け、希望の光「笑顔のドレス」で新しい日常発見へ

東京パラリンピックに向けた渋谷区文化プログラムで、夕暮れ時、LED電灯がちりばめられた「笑顔のドレス」が披露された

来年に延期された東京パラリンピックに向けた、東京都渋谷区の文化プログラム「MERRY SMILE SHIBUYA 2020」が21日、同区内の宮下公園で始まり、光の演出を施したファッションショーが開かれた。

北京五輪(オリンピック)開会式で「笑顔の傘」の演出に携わったアートディレクター水谷孝次氏が主宰する「メリープロジェクト」が、世界32カ国の子どもたちの笑顔がプリントされた、すその直径約10メートルの「笑顔のドレス」に、小さなLED電灯をちりばめてライトアップした。モデルのゆるやかな動きとともに、同様にLEDで装飾された「笑顔の傘」を手にした子どもたちも登場、渋谷の夕暮れを幻想的に彩った。

新型コロナウイルス感染が拡大する中の開催でもあり、会場内では感染症対策を徹底。ステージでのライブやパフォーマンスは無観客で行われ、オンラインで配信された。水谷さんは、光を使った演出に関して「『希望の光』で医療従事者やアスリートを勇気づけたい」という思いもあったと述べた。コロナ禍は「ニューノーマル(新しい日常)なアイデア、デザイン、テクノロジーを見つけるチャンスになるのではないか」と、前向きに話した。

同プログラムは22日も行われ、共生社会の実現に向けて、アスリートなどから寄せられたメッセージを盛り込んだ「2020 MERRY ビヨンド宣言」が採択される予定だ。