05年に特例実施、翌年制度化/棋士編入試験とは

05年に特例実施、翌年制度化/棋士編入試験とは

第1局を制し、感想戦をする折田翔吾アマ(撮影・松浦隆司)

ネット上では「アゲアゲさん」と呼ばれ、「将棋ユーチューバー」として活躍する将棋のアマチュア強豪、折田翔吾アマ(30)が、プロ入りをめざす棋士編入試験の5番勝負第1局が25日、大阪市の関西将棋会館で指され、98手で黒田尭之(たかゆき)四段(23)に勝利した。

「試験官」にあたる四段のプロ棋士相手に残り4局で2勝すればプロになる。第2局は12月23日、同所で出口若武四段(24)と対局する。1度はプロ棋士になる道が断たれたが、再び夢に挑む。

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◆棋士編入試験 将棋のプロ棋士になるには原則、プロ棋士養成機関「奨励会」で半年ごとに行う三段リーグで、上位2人に入り、26歳までに四段に昇らなければならない。もう1つの道が棋士編入試験。05年、元奨励会三段の瀬川晶司アマ(当時35)が銀河戦で勝率7割超えの活躍。編入試験の実施が棋士総会で可決。特例で実施され、3勝2敗で合格した。06年に制度化され、直近の公式戦10勝以上、勝率6割5分以上の成績を収めると受験資格を得られることになった。今泉健司四段(46)が受験し、14年に合格した。