小泉環境相、マイボトル手に海洋プラごみ問題語る

小泉環境相、マイボトル手に海洋プラごみ問題語る

日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2019に出席し、基調講演を行った小泉進次郎環境相はマイボトルを持ち、力説した(撮影・佐藤勝亮)

小泉進次郎環境相が29日、都内で「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2019」に出席し、「毎年参加しているが、ソーシャルイノベーションが最も必要な立場になりました」とあいさつをし、基調講演を行った。日本財団は「ソーシャルイノベーション」を「よりよい社会のために、新しい仕組みを生み出し、変化を引き起こす、そのアイデアと実践」と定義している。

小泉氏は気候変動と、海洋プラスチックごみの観点から講演を行った。小泉氏愛用の「マイボトル」とともに登壇し、来場者に気候危機を訴えた。小泉氏は「ひとりが100歩行くよりも、100人が1歩を歩み出すことを、どうやってできるか考えていきたい」と語った。

現状では、2050年に海の中が魚より海洋プラスチックごみの方が多くなり、2100年には9割の砂浜がなくなると説明した。地元・横須賀市の海を大切にしていることや、先日結婚した、タレントの滝川クリステル氏との間にできた第1子が来年1月に生まれるとした上で「このまま行けば未来の横須賀に砂浜はない。30年後子どもが30歳になったら、海は魚よりプラスチックの方が多い。そういう未来は残したくないと心から思ったし、海や砂浜のない横須賀を見せたくない。そういう思いが私を今、動かしている」と話した。最後に「来月、COP25頑張ってきます」とマドリードで行われる国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議への意気込みを語った。【佐藤勝亮】