「本来なら監督、リーチですが…」森会長が受賞

「本来なら監督、リーチですが…」森会長が受賞

年間大賞を受賞しあいさつする日本ラグビー協会森会長(撮影・鈴木正人)

年末の風物詩「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、発表された。アジアで初開催されたラグビーワールドカップ(W杯)で、史上初の決勝トーナメントに進出、8強と躍進した日本代表のチームコンセプト「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。都内で行われた会見に登壇した、日本ラグビー協会の森重隆会長(68)はノミネート30語に入った「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」を引き合いに「一生に1度、というキャッチフレーズだったんですけど、これだけ盛り上がるなら、もう1回やりたい。20、30年後…皆さんが喜んでいただけるなら、またやりたい」と、W杯の再承知に意欲を見せた。

森会長は、トップテン選出を受けて登壇すると「どうもありがとうございます。本来なら監督、キャプテンのリーチがいるべきですが、ニュージーランドにいる。電話はなかったが、2人の代わりということで、私が登壇しました」と、登壇の経緯を語った。

その上で「12の開催都市にお礼に回っている。本当にありがとうございますと自治体にお礼を申し上げますと『ありがとうと言うのは私たちです』と言っていただきます」と語ると、感極まって声を詰まらせた。そして「本当に、皆さんが一生懸命、応援していただいて、この結果が残せた。本当にありがとうございます」と感謝した。

森会長は、年間大賞受賞で再度、登壇。「スコットランド戦はハラハラ、ドキドキだったが勝った。南アフリカに15年、五郎丸たちのチームで勝った。9月に熊谷でやった時、7−41で負けた。(W杯で)勝てば2勝1敗だったが、印象を選手に聞くと『7月の試合と違った。これが差です』と言った。23年のフランス大会でこれ以上の試合をします」と力を込めた。

自身、新日鉄釜石で活躍した経験を持つ。ラグビーの良さを聞かれると「やるスポーツがそれしかないから。負けた時、悔しいけれどすがすがしさ…相手をリスペクトすることが凝縮されているスポーツ」と強調した。

来年の東京オリンピックでは、7人制ラグビーで再び世界に挑む。森会長は7月27日に開幕するが? 聞かれ「やるだけやります」と笑みを浮かべた。【村上幸将】