被告が心境即答「よし、人を殺せたぞ」新幹線殺傷

乗客1人に対する殺人、2人への殺人未遂罪などに問われた住所不定、無職小島一朗被告(23)の第3回公判が4日、横浜地裁小田原支部で開かれた。

上下グレーのスエット姿に眼鏡をかけ、「失礼します」とハキハキとした口調で入廷した。被告人質問で検察側からのなぜひとり暮らしをやめ、放浪したかの質問には、「ああいう生活より、ホームレスや精神科病院、刑務所の方がいいと思ったからです」とはっきりと答えた。

叔父にたいしてとんかちや、金づちを向けたのは「新しい水筒を買ってもらえなかったからではない」と否定した。

犯行の方法に関しては「3月16日から23日の午前5時までにすべてを考えました」と答えた。もし襲おうとした人が窓側に座ることがなかったら、「名古屋で降りて、再チャレンジするつもりだった。隣に座ったら強そうな人でも、子ども、老人、男、女関係なく、動物だと器物破損になるので、窓側に座ったら殺そうと思った」と語った。またきっかけには「(おばから)電話で養子縁組を解消する、一緒の墓にいれない」と言われたからという前日までの供述を否定。全ては「こどもの頃からの夢である刑務所に入るため」と語った。

無差別殺人を選択したのも「無期懲役で永遠に入りたいと思っております」と語り、「1番簡単だったから」と答えた。犯行前には夜の公園でナタの素振りは行ったが、切れ味を保つため、実際に確かめることはなかった。検察側に犯行時の状況を聞かれると、座ったまま小刻みに揺れ、身ぶり手ぶりを多用し、机に肘をつく場面もあった。殺害時の気持ちを聞かれると「よし、人を殺せたぞ」と思ったと即答した。

また、中学高校時には「インターネットで知り合って、夏休みなどに会いに行く、交際相手は居ましたね」と答えた。