タワマン3歳児暴行死 渡辺容疑者、溺死を偽装か

東京・豊洲のタワーマンションで9月、同居女性の長男の山田隆太郎ちゃん(3)を暴行死させたとして傷害致死の疑いでIHI社員渡辺雄二容疑者(34)が3日に逮捕された事件で、「(長男は)風呂に浮いていた」と説明していたが、解剖の結果、遺体の肺の中に水が入っていなかったことが4日、捜査関係者への取材で分かった。溺死を偽装した疑いがあり、警視庁捜査1課が調べている。

解剖では頭頂部の出血や舌をかんだような傷も確認された。暴行を受けた際に負った可能性がある。遺体に目立った外傷はなく、死因は腹部への打撃による内臓損傷での失血死だった。

捜査関係者によると、容疑者は自ら119番し「目を離した隙に風呂の中でうつぶせの状態で浮いていた」などと説明していた。容疑者は今年春ごろから、自身の幼い長男と女性、隆太郎ちゃんの4人で暮らしていた。事件当時、女性は海外出張していた。

IHIによると、容疑者は08年4月、新卒の正社員として入社。15年8月から昭島市内の事務所でエンジニアとして働いており、18年11月から20年7月まで育児休業予定だった。同社は「問題はなく、トラブルもなかった」と話している。