骨盤骨折今井絵理子参院議員、人生初車いす生活も全国行脚へ意気込み バリアフリーの大事さ痛感

骨盤骨折今井絵理子参院議員、人生初車いす生活も全国行脚へ意気込み バリアフリーの大事さ痛感

車椅子に座り、笑顔で気合を入れる今井絵理子参院議員(撮影・浅見桂子)

骨盤骨折の重傷を負った元「SPEED」のメンバーで自民党の今井絵理子参院議員(38)が11日、日刊スポーツのインタビューに応じた。

この日の参院本会議にも、人生初の車いすで出席した今井氏は、再選となる夏の参院選比例代表に立候補予定で「基本的な戦術に変更はありません」と車いすで、全国を回る意気込みを示した。

今月4日、鹿児島・徳之島の闘牛祭りに出席し、縁起がいいとされる、勝った牛の上に乗ったところ、バランスを崩して落下した。今井氏は「その日は激痛で車いすにも乗れなかった。車いす生活は約1カ月、全治まで2、3カ月」と診断され、現在も座薬と鎮痛剤が欠かせない状態だ。

2016年の初当選から障がい者支援の政策実現などに取り組んでおり、慣れない車いす生活だが「障がいのある方の目線で物がみられるようになった」と語る。また「参議院内はバリアフリー化が進んでいますが、自分で車いすに乗ってみるまではバリアフリーが、どれだけ大事なのか分からなかった」と痛感した。

長男でプロレスラーの礼夢さんは先天性の聴覚障がいがあったことも障がい者目線での支援活動に結び付いている。自宅では礼夢さんから車いすの乗り降りなどの介護を受け、「こんなに早く子どもから介護を受けるとは思わなかったですが、息子がのりのりで助かってます」と苦笑した。

参院選は6月22日公示、7月10日投開票が有力だ。今井氏は「なるべく全国各地を回って1人でも多くの方に、という基本姿勢は変えません」と気丈に全国行脚を続ける方針だ。

◆参院選の主な著名人立候補予定者

東京選挙区(改選数6)は元「おニャン子クラブ」のメンバーで自民党公認のタレント生稲晃子氏、愛媛選挙区(改選数1)は無所属(立憲民主党推薦)でタレント高見知佳氏が出馬を予定している。

比例代表は歌手で現職の今井絵理子氏が自民党公認で出馬を予定している。また日本維新の会公認で歌手で俳優の中条きよし氏、元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏、元陸上選手でタレント、熊本県議を務めた松野明美氏が立候補を予定している。