大井川鉄道がSL動態化費用募るクラウドファンディング開始 約3億円が必要、目標金額1億円

大井川鉄道がSL動態化費用募るクラウドファンディング開始 約3億円が必要、目標金額1億円

今年2月に大井川鉄道に譲渡されたSL「C56形135号機」(同社提供)

大井川鉄道(本社・静岡県島田市)は20日、蒸気機関車(SL)の動態化費用を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。

今年2月、兵庫県加東市で静態保存されていたSL「C56形135号機」を譲り受けたが、動態化するには約3億円の費用が必要。長引くコロナ禍による利用者減少で収益が増えないため、同社初のCFを実施した。目標金額は1億円。11月30日まで募集する。アドレスは「https://readyfor.jp/projects/daitetsu」。

C56形は、1930年代に160両が製造されたが、現在の営業線上で走っている車両はない。135号機が復活すれば、国内で唯一の営業運転となる。大井川鉄道が保有する5両目のSLになったが、走らせている4両に不具合が多く、電気機関車による代行運転が多い。ほぼ毎日SLを走らせ、観光客を集める同社にとっては、新たなSLの動態化が急務になっている。