初の女性棋士へ里見香奈女流5冠、岡部怜央四段との編入試験5番勝負第2局が始まる

初の女性棋士へ里見香奈女流5冠、岡部怜央四段との編入試験5番勝負第2局が始まる

棋士編入試験5番勝負第2局の岡部怜央四段戦に挑む里見香奈女流5冠(日本将棋連盟提供)

将棋の里見香奈女流5冠(清麗・女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花=30)が女性初の棋士を目指す、「編入試験5番勝負第2局」(日本将棋連盟主催)の岡部怜央四段(23)戦が22日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。第1局で徳田拳士四段(24)に敗れた里見は、今回先手番。先手5六歩、対する後手岡部は後手3四歩と角道を開けた。3手目先手5八飛で得意の中飛車を選択した。

里見は現在、女流棋戦では「第2期ヒューリック杯白玲戦7番勝負」で西山朋佳白玲(女王=27)に挑戦している。2勝2敗で第5局を10月1日、奈良市で行う。10月26日開幕の第12期リコー杯女流王座戦5番勝負第1局(東京都文京区「ホテル椿山荘東京」)では、加藤桃子女流三段(27)の挑戦を受ける。タイトル戦という頂上対決をこなしながら、棋士合格も狙う。

後手番の岡部は徳田と同じく、今年4月にデビューした。山形県鶴岡市出身で、同県の棋士としては故北楯修哉九段、飯田弘之七段(60=引退)、阿部健治郎七段(33)に次いで4人目となる。

両者は2017年(平29)5月の三段リーグで対戦し、里見が負けている。今回敗れると試験連敗となって、後がなくなる。意地でも勝ちたいところだ。

持ち時間は各3時間。昼食休憩を経て、22日夜には決着の見込み。