4630万円誤給付問題の田口翔被告「大変ご迷惑おかけしました」民事裁判で阿武町と和解と報告

山口県阿武町が4630万円を誤給付した問題を巡り、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕、起訴された田口翔被告(24)が22日、ツイッターを更新。同町が弁護士費用など約485万円の支払いを求め、山口地裁萩支部に起こした民事裁判で、和解したことを明らかにした。

「本日9月22日、民事裁判で和解が正式に決まりました。阿武町の方々、大変ご迷惑おかけしました。本当に申し訳ございません」

裁判所が15日に和解案を提示し、双方が同意。阿武町議会は16日、町が提出した関連議案を全会一致で可決した。和解は、同町が田口被告側から解決金として約340万円を受け取る内容だった。

田口被告は、誤給付された4月8日以降に、約4630万円を自身の口座から出金。阿武町は4630万円と、弁護士費用など約485万円の計約5115万円の支払いを求めて提訴し、うち4630万円の支払いについて田口被告側は、請求を受け入れる「認諾」の手続きを取っていた。同町は6月、計約4290万円を法的に回収したと発表し、残る約340万円も法的に確保。同じ頃に田口被告側は約340万円を借り入れて法務局に供託し「二重払い」の状況だった。

田口被告は「町役場、町長には直接謝罪に伺いたかったのですが、ご迷惑のようで今はまだ叶いませんでした。いつか受け入れてもらえるよう精一杯努力します」とつづった。