【編入試験5番勝負】岡部怜央四段「ちょっと苦しさを感じていた」里見香奈女流5冠に勝利

【編入試験5番勝負】岡部怜央四段「ちょっと苦しさを感じていた」里見香奈女流5冠に勝利

棋士編入試験5番勝負第2局の岡部怜央四段(左)戦に挑む里見香奈女流5冠(右、日本将棋連盟提供)

将棋の里見香奈女流5冠(清麗・女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花=30)が女性初の棋士を目指す、「編入試験5番勝負第2局」(日本将棋連盟主催)の岡部怜央四段(23)戦が22日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。

午前10時から始まった対局は、午後5時48分、132手で後手の岡部が勝利。第1局(8月18日、大阪市)の徳田拳士四段(24)戦に続いて連敗した里見は、棋士合格へ3連勝するしかなくなった。

勝った後手番の岡部は、「自分から局面を動かしに行ったが、無理気味でちょっと苦しさを感じていた。後手3六歩(90手目)から後手2四桂(96手目)で難しくなっていると思いました」と振り返る。互角もしくは劣勢だった局面をこのあたりから徐々に盛り返す。終盤、後手4八龍(110手目)から後手3六桂打(112手目)で、勝ちを意識したという。

プロ棋士養成機関「奨励会」時代、2017年(平29)5月の三段リーグで対戦して勝っている。今回は、編入試験の試験官として立ちはだかった。