大人気のベアブリックの新作も! 今年も数多くのコラボフィギュアを発表「MEDICOM TOY 25th ANINIVERSARY EXHIBITION」

巨大なベアブリックが表参道ヒルズ内に浮かんだ
トイメーカーのメディコム・トイが、7月22日〜25日に「表参道ヒルズ スペースオー」で、「MEDICOM TOY 25th ANINIVERSARY EXHIBITION」を開催した。今年も数多くの最新アイテムが会場に集結した。

「自分たちが欲しいものをつくる」をコンセプトにキャラクターフィギュアの企画製造などを手がけ、今年で設立25周年を迎えたメディコム・トイ。昨年の展示会はオンラインのみとなったが、今年は例年通り、事前抽選を行い時間帯ごとの入場制限を設けたうえで開催された。メディコム・トイ25周年、BE@RBRICK(ベアブリック)20周年となる本年は、数々のアイテムを共に生み出してきたアーティスト・空山基氏がロゴデザインを担当した。

今回の展示会は、過去に発売された商品から今後発売が予定されている新作を中心に約950アイテムを展示する大規模なもので、アーティストや企業などとのコラボレーションでも知られるクマ型ブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK」をはじめ、アクションフィギュア「MAFEX(マフェックス)」、手の平サイズながらクオリティーの高さが人気の「ULTRA DETAIL FIGURE(ウルトラディテールフィギュア)」などのフィギュアがズラリと並んだ。

イベントを開催した赤司社長にインタビュー。「MEDICOM TOY 25th ANINIVERSARY EXHIBITION」開催への道のりや、今後の展望について話を聞いた。

――昨年はオンラインでの開催でしたが、今年は再び会場でのエキシビションです。会場での開催となった感想からお聞かせください。

赤司 新型コロナウィルスの感染対策をしているのは当然ですが、お客様と触れ合いたいという思いも強かったため、会場での開催を希望しました。昨年のバーチャルエキシビションは延べ60万人ほどの方に来ていただきました。それに比べ、今回はトータルで3000人ぐらいの方しか入場できず、前回と比べると約200分の1になってしまいました。しかし、私的には少ない人数ながらも皆さんに楽しんでいただきたいという思いで、会場で開催させていただきました。

――会場で商品を見る人たちの目がキラキラしているのを見ると嬉しいですね。

赤司 楽しいですね。お客様に喜んでもらえるのが一番嬉しいです

――今年はメディコム・トイ25周年、BE@RBRICK20周年アニバーサリーイヤーということで、ここまで来ることができたことについてどうお考えでしょうか?

赤司 やはり一番は周りの皆様のご協力や、さまざまな機会をいただけたりなど色々な理由があると思います。弊社のスタッフ、関係者の方の尽力がないと絶対に出来ません。私は提案があると、やろうよ、やろうよってニコニコしているだけなので。私は裏方で楽しませていただいています(笑)。

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今回のイベントで発売されたアイテムたち
――社長の考えだと、面白ければやってみようと?

赤司 そうですね。前提がそこにあります。「面白いことはやらなきゃいけないんだ」っていう手塚治虫先生の名言がありまして。それを実践して、頑張っていくだけですね。

――その考えにファンがついてきてくれているのはすごいことですよね。

赤司 楽しんでいただけているのであればありがたいことです。自分たちが楽しめないと、お客様にも喜んでいただけないですし。お客様が喜べないものは作ってもしょうがないと思っているので。win=winな感じで楽しめているのかなって思います。

――赤司社長は25年の中で、一番印象に残っている出来事はありますでしょうか?

赤司 最初に中国で商品を作りはじめたきっかけだったり、最初のKAWS(ニューヨーク・ブルックリンを拠点とするアーティスト)との取り組みだったり、BE@RBRICKの発明だったり。ひとつに絞るのはなかなか難しいんですが、その時その時のエポックが重なって、今に至っているのかなって思います。その時々の判断だけを間違っちゃいけないなって思いますね。

話題のKAWSの、過去に発売されたフィギュアも展示

――これまでたくさんの商品を世に出してきました、特に印象に残っている商品はありますでしょうか?

赤司 この5年間で7500アイテムを作り、1年間で約1500体。実際、やっている時は全力で作っているんです。でも、世の中に出しちゃうとスコンと忘れちゃうんです(笑)。今ですと、常時300〜400のプロジェクトが動いていまして、去年、渋谷パルコのイベントで発売した画家のルネ・マグリットの『ピレネーの城』とのコラボは本当にやりたかったひとつでしたので、すごく嬉しかったですね。

――今回のイベントでもルネ・マグリットの新作が発表されていました。

赤司 またご一緒させていただいています。あとは映画『時計じかけのオレンジ』「ドラえもん」や「KAWS」だったり、枚挙にいとまがない奇跡をいろんな方から贈られているような気がします。

社長が話していた画家ルネ・マグリットとの新作ベアブリック

――今後はどんな展開を考えていらっしゃいますでしょうか?

赤司 今一番面白そうだなって思っているのはNFT(「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きデジタルデータ」のこと。暗号資産(仮想通貨)と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引される)ですね。実際に世界中のアーティストが大騒ぎしていますけど、そこの軸足とちょっと違うところでこのメソッドとビジネスモデルを使えないかと、知見のある方たちとお話をしています。弊社がもしNFTを使うのであれば、こんなふうに使うんだよっていう答えが出せればいいかなって思っています。

――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

赤司 シンプルにいうと、いつも感謝しかありません。自分たちがやりたいって思ったことを面白いって思ってくださって、お財布からお金を出していただけることってすごいことだと思っています。だからこそ、これからも予想を裏切って、期待を裏切らないものを作っていきたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

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●赤司竜彦(あかし・たつひこ)
株式会社メディコム・トイ代表取締役社長。東京都出身。執筆業からIT系ベンチャー企業に転職し、1996年、株式会社メディコム・トイを設立。「自分たちが欲しいものを作る」をコンセプトに、映画・TV・コミック・ゲームなど幅広い分野のキャラクターフィギュアを企画製造。2000年、自社オリジナルブロックタイプフィギュア「KUBRICK」、翌2001年には「BE@RBRICK」を発表。直営店は「Project 1/6(渋谷区宇田川町)」、「MEDICOMTOYソラマチ店(東京スカイツリータウン)」、「MEDICOM TOY PLUS(表参道ヒルズ)」、「2G TOKYO(渋谷パルコ)」、「2G OSAKA(心斎橋パルコ)」の5店舗を運営。テキスタイルブランド「FABRICKR」や「Sofvi.」の開発など多岐に渡る事業を展開しながら、世界中のアーティスト、ブランド、企業、キャラクター等と多彩なコラボレーションを発信し続けている。

【メディコム・トイwebサイト】
http://www.medicomtoy.co.jp/

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撮影/武田敏将 取材・文/林 将勝

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