ホリエモン「『ADHD』と言われるより『多動力あるよね』って言われたら物事に前向きになれる」

ホリエモン「『ADHD』と言われるより『多動力あるよね』って言われたら物事に前向きになれる」

「これからの時代はなんとか障害みたいなものは、ポジティブに言い換えるべきだと思う」とホリエモン


"ホリエモン"こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏による『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」。

今回は堀江氏の「多動力」について。前編では、「温泉に漬かるのは2分で十分」「サウナなら30秒」と明かした堀江氏。「ダラダラしたいって感覚ないんですか?」と問うひろゆき氏に、「寝ているときと、酒を飲んでいるとき以外は、常に動いていたい」と答えた。

* * *

ひろ なんか堀江さんの話を聞いていると、ADHD(注意欠陥・多動性障害)っぽいっすよね。

ホリ 違うよ、ADHDじゃなくて「多動力」だよ。

ひろ それって、ADHDを良く言っただけですよね(笑)。

ホリ いや、こうやって良く言い換えることが大事なの。ひろゆきの言うとおり、俺は病院に行けばADHDだと診断されると思う。俺は医者や周りの人に何を言われようと気にしないけど、世の中の人は「ADHDだよね」と言われると傷つく人がけっこういるのよ。

「障害」なんて言われると、思い悩む人も多いはず。だから、これからの時代はなんとか障害みたいなものは、ポジティブに言い換えるべきだと思うんだよね。

ひろ ADHDも「多動力」だと。

ホリ そう。「あなたはADHDだよね」とか「おまえは注意欠陥・多動性障害だよ」とか言われるよりも、「多動力あるよね」って言われたほうがいいじゃん。むしろ、「多動力あるよね」って言われたら物事に前向きになれる。

ひろ なるほど。ネーミングひとつで受ける印象ってけっこう変わりますもんね。けど、堀江さんって飽きっぽい気もしないんですよね。

ホリ 俺は幸運なことにその業界のトップの人に会えるんだよ。例えば、さっきの「ととのえ親方」とか各分野の大御所の人たちが会ってくれる。やっぱりトップとか大御所になると、その人たちは面白いわけ。サウナは体質的に合わなかったけど、話を聞いている分には飽きないんだよ。

ひろ 何かを極めている人の話ってだいたい面白いですもんね。

ホリ そう。俺は観光地には興味ないけど、面白い人たちとどれだけ会えるかが大事なの。

ひろ 大御所とかに会っているって話ですけど、アポとか予定なしで、どっかにひょいっと行ったりすることはないんですか?

ホリ あるよ。ツイッターとかフェイスブックに「○○にいる」みたいなことを書くと、けっこう返信が来るの。そのなかで面白そうな人がいれば割と会っている。

ひろ 堀江さんって一般の人と普通に会うんだ。しかもSNSでつながって......。

ホリ うん。この前は長崎・五島列島の福江島に行ってグランピング施設に泊まったんだけど、18時から晩ご飯を食べたら、20時にはやることがなくなったんだよ。んで、SNSで呼びかけたら、俺の本をたくさん読んでいる元商社マンで、近大マグロを養殖していた人からレスが来たの。

ひろ へー。大丈夫だったんですか?

ホリ うん。それに、その場にいても夜空を見てキャンプファイヤーをするぐらいしかやることなかったから思い切って会ってみることにした。そうしたら、その人は福江島でオシャレなパン屋さんをやっていて、そのアイデアはほかのビジネスに使えそうなヒントにもなったから、誘って良かったなって思った。

ひろ 意外っすね。堀江さんって、そういう付き合いを「面倒くさい」と感じるタイプだと思ってました。

ホリ いや、けっこう会ったりするよ。俺は物を買うことに興味はないし、観光地にもあんまり行かないから。それより、その土地で面白い人に会って、面白い話をして、おいしいご飯を食べられたら、それでいいんだよね。

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年10月29日生まれ、福岡県出身。SNS株式会社オーナー兼従業員。近著に『ハッタリの流儀』(NewsPicks Book)などがある

●西村博之(にしむら・ひろゆき)
1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。近著に『自分は自分、バカはバカ。他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』(SBクリエイティブ)

構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル

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