マラソン&競歩が札幌開催になった東京五輪。ボランティア、宿泊先など問題山積みに、ひろゆきが奇策?

マラソン&競歩が札幌開催になった東京五輪。ボランティア、宿泊先など問題山積みに、ひろゆきが奇策?

「今から札幌でボランティアを集めるとかかなり難易度が高いですからね」とひろゆき

"ホリエモン"こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏による『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」。

今回のテーマは東京五輪のマラソン&競歩の開催地変更。前編では、ひろゆき氏がこの変更で「ポジティブになれるのって札幌で商売をやっている人ぐらい」、お金についても「最終的には、国が出すってオチにしかならない」と語ると、堀江氏は大会経費の負担は、東京都が約6000億円、組織委員会も約6000億円、国が約1500億円なことを挙げ、「IOCと東京都の利益が減るってだけ」と答えた。

* * *

ひろ まあ、マラソンと競歩は正式に札幌に変更になったわけですけど、チケットはどうなるんすかね。仮に札幌でのチケットに振り替えられたとしても、航空券代とホテル代でひとり3万円はかかりそうですし。

ホリ ね。でも、どうしても見たい人は行くんじゃないの? むしろボランティアをどうするか。

ひろ 今から札幌でボランティアを集めるとかかなり難易度が高いですからね。東京はもともと人が多いし、オリンピックのために訪れる人もいるので、確保は難しくなさそうですけど、自腹で札幌に行くとなると、東京ほどは集まらない予感が。

ホリ そうなんだよ。

ひろ ボランティアに東京から札幌まで旅費が出るなら集まるかもしれないですけどね。

ホリ しかも、札幌で行なわれるのはマラソンと競歩だけだからね。

ひろ ですよね。ほかの競技も開催されるなら札幌にずっといるってことができますけど、マラソンと競歩だけのために札幌まで往復の旅費と宿泊費を出せるボランティアは少ないと思いますよ。

一方で、沿道整理のボランティアがいないと、おかしな人が公道で選手を妨害しちゃったりとかあるので、たくさんのボランティアが必要だと思うんですよね。

夏の札幌はもともと観光シーズンでホテルの空室率は低くて値段も高いのに、これから選手全員と関係者の宿泊先を確保するわけです。そんな状態で、ボランティアが自腹でホテルを取るとか相当ハードルが高いですよ。

ホリ 「Airbnb(エアビーアンドビー)」とかで民泊を運営している人は大喜びしているかもしれないけどね(笑)。

ひろ ってなわけで、個人的には思い切って「オリンピックやめちゃう宣言」が面白いと思ってます。

ホリ その心は?

ひろ オリンピックって商業化している割には、開催都市は損するのが普通になっている構造がそもそもおかしいんです。そのおかげで、立候補する都市だってどんどん減っているわけですから。

なので、オリンピック自体を見直す契機にする意味でも、やめちゃうという選択をIOCに突きつけるのでいいんではないかと。もう決まっちゃいましたけど「マラソンを東京でやるか」「札幌に変えるけどIOCがお金を払うか」「それがいやなら2020年のオリンピックをやめるか」どれか選んでください的な。

ホリ さすがにそれはないだろう。

ひろ でも、「IOCが強権すぎる」とかって文句タラタラで従うぐらいだったら、「お金かかるしやめます!」って言っちゃうほうが今後のオリンピックのためにはいい気がするんですよね。

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年10月29日生まれ、福岡県出身。SNS株式会社オーナー兼従業員。新刊に『夢を叶える「打ち出の小槌」』(青志社)

●西村博之(にしむら・ひろゆき)
1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。近著に『自分は自分、バカはバカ。他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』(SBクリエイティブ)

構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル

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