ホリエモン×ひろゆき「海外渡航は規制緩和の方針。でも、問題は帰国したときでしょ」

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"ホリエモン"こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏による『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」。今回は、海外渡航の規制緩和について語る。

* * *

ホリ 新型コロナウイルス感染症の影響で、政府は不要不急の渡航自粛を呼びかけていたけど、一時期より落ち着いてきたからか「感染症危険情報レベル」を引き下げる方向で検討に入ったらしいね。

ひろ 報道を見ていると「人の往来再開へ向けた環境を整える」狙いがあるみたいですね。

ホリ 新型コロナの感染者数増が抑えられているから「検査体制さえ整備すれば大丈夫」との判断なんだろうね。

ひろ これって日本から外国へ行くのが緩和されるってことですよね? でも、外国から日本へ帰国すると、14日間の自宅待機になるので、そこも変えないと利用する人はあんまり増えないと思うんですよ。

ホリ だね。

ひろ 空港で抗原検査をしているので、自宅待機を徹底してもあまり意味がなさそうなんですよね。例えば、東京都の新型コロナ感染者の半分ぐらいは接触歴不明なんですよ。「帰国して空港から街に行く人」だけを管理しても、市中に感染している人はいっぱいいますから。こんなことやっていると航空会社に大きな影響が出ますよ。

ホリ ANAは、今年度の通期で約5300億円前後の赤字になるらしい。業績は完全にヤバイよね。

ひろ ANAは、社員に副業を解禁しているみたいですしね。

ホリ でも、解雇するのではなくて、副業解禁やボーナスカットにとどめているのは、需要の回復を見越しているからでしょ。ここで大量に解雇すると、需要が回復したときにスタッフの再雇用が難しくなるからね。

雇用契約をなんとか維持しながら業績へのインパクトを最小限にとどめるという意味では、やむをえない決断だと思う。まあ、ANAに限らず副業容認の流れはこれからも加速していくよ。

ひろ ちなみにジェットスターは、国内6路線を冬ダイヤ期間中運休して、拠点の関西空港のオフィスを閉鎖するみたいです。これって事実上の撤退ですよね。

ホリ もともと航空運送は薄利多売の差別化しにくい業態なので微妙なんだよね。でも、飛行機の数もあるし、パイロットもいるから需要が復活したら再生すると思う。

ひろ ただ、会議のための出張は減ったままのような気がします。みんな「Zoomでよくね?」ということがわかってきたので。

ホリ てかさ、海外渡航の話に戻るけど、ひろゆきはフランスに住んでいるけど、今、日本に帰ってくると、14日間の自宅待機になってるの?

ひろ はい。でも日本からフランスに戻ると、今は普通にそのまま電車に乗れますよ。日本は安全な国リストに入っているので。

★後編⇒ホリエモン×ひろゆき「帰国後14日間の行動計画や宿泊先、勤務先を提出すれば、自宅待機を免除するという動きは、どーなったんだろ?」

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年10月29日生まれ、福岡県出身。SNS株式会社オーナー兼従業員。近著に『将来の夢なんか、いま叶えろ。』(実務教育出版)

●西村博之(にしむら・ひろゆき)
1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。最新刊は『なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23』(学研プラス)

構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル

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