ホリエモン×ひろゆき「帰国後14日間の行動計画や宿泊先、勤務先を提出すれば、自宅待機を免除するという動きは、どーなったんだろ?」

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"ホリエモン"こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏による『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」。

今回は、海外渡航の規制緩和について。前編では、政府が「感染症危険情報レベル」を引き下げる方向で検討に入ったが、ひろゆき氏は「外国から日本へ帰国すると、14日間の自宅待機になるので、そこも変えないと利用する人はあんまり増えないと思う」と語った。

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ホリ 10月初めの頃に、ビジネス目的の出張帰国者や再入国者は、日本入国後14日間の行動計画や宿泊先、勤務先を提出すれば、14日間の自宅待機を免除するという動きがあったけど、どーなったんだろ?

ひろ 行動計画を人間が見ていちいち判断するとかアホらしくないすか? 満員電車に乗るのが禁止行為だとしても、確信犯的な人はその行動を書かないでしょうし。なので、「GPSで行動をトレースして行き先チェックする」とかのほうがまだましかと。

ホリ 今、PCR検査などをやっておけば、かなりの精度でウイルスの拡散を防げることが知見として蓄積されてきたと思うんだよね。PCR検査の結果なんて最短でその日にわかるんだから、そこで陰性で無症状なら別に外出してもいい気がするんだけど。最近は保健所もそれに近い運用をしているし。

ひろ 同意です。そもそも「検査の結果が陰性でも14日間自宅待機する」理由が不明すぎたんですよ。潜伏期間があってのことなんでしょうけど......。

ホリ それはウイルスの悪質度とかを最大限安全方向に振ったときの日数だよね。そこまでやる必要がないとわかってからは、リーズナブルな選択肢ではないよ。

ひろ ですよね。潜伏期間で考えるなら、濃厚接触した人も全員14日の自宅待機にするべきなんです。

ホリ 実は、海外出張の足かせになっているのがこの規制だったからね。検査で陰性であっても14日間の自宅待機を強いられるとなれば、海外出張に二の足を踏む人は多い。だから、これが撤廃されれば往来が少しは活発になると思う。

ひろ でも、フランスとかは、国内の一日の感染が5万人を超えたりしていますからね(笑)。

ホリ じゃあ、日本から行く人は少ないかな。逆に日本への渡航の規制が緩くなったら、フランス人は日本に来たりするのかね?

ひろ 来る人はいると思いますよ。結局、フランス人は新型コロナウイルスのことを気にしないで出歩く人が多いから、感染者数が多いわけですし。んで、フランスからの出国は問題ないんです。でも、入国がちょっとトリッキーな感じではあります。

ホリ というと?

ひろ 外国人は滞在許可証を持っているんですが、3月以降許可証の更新がされてないんですよ。なので、期限が過ぎていてもOKという謎ルールが適用されているんですが、僕とかドイツの空港で「これ、期限切れてるやん」とツッコまれて、フランス政府のホームページを印刷したのを見せる......みたいな謎の展開がありました。

ホリ へー。ヘンなのは日本だけじゃないんだな(笑)。まあ、海外渡航の緩和も、まずはビジネス客から始まって観光客などに移っていくんだろうね。

ひろ ですねー。

ホリ 東京オリンピックに向けて全体的に規制緩和の方向性だろうし、来年にはかなり自由に行き来ができるようになっていることを期待したいね。

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年10月29日生まれ、福岡県出身。SNS株式会社オーナー兼従業員。近著に『将来の夢なんか、いま叶えろ。』(実務教育出版)

●西村博之(にしむら・ひろゆき)
1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。最新刊は『なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23』(学研プラス)

構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル

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